情熱を以て殴れ

イベント・映画・漫画など、コンテンツについて好きなだけ語ります。

【感想】とりあえず『ブルーピリオド』を読め。※ネタバレ無し

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はじめに

こんにちは、ちゃいこです。

あなたは今スマホかPCかからこの記事を読んでいることかと思います。ですので、

comic-days.com

こちらからURLをクリックし、そして、

ブルーピリオドを読め。

なんと1巻まるっと無料ですから。2/28まで。既刊は1巻のみ。まだ間に合いますから。今から読みはじめても間に合いますから!!!!!!

そして買って下さい。最近話題の漫○村でなんて続きを待たずに、お金はらって作者及び制作関係者に「こんな尊いものを世に送り出してくれてありがとう」の意を伝えて下さい。私も秒で買いました。本屋に駆け込みました。

 

『ブルーピリオド』とは

いきなり圧の強いオタクスタイルで書きなぐってしまって申し訳ありません。しかしこのブログはタイトル通り、私の一方的な情熱でみなさんを殴って殴って殴りまくることが目的ですので、どうかご勘弁願いたいです。

今回オススメしたいこの『ブルーピリオド』は、現在月刊アフタヌーンで連載中の漫画です。アフタヌーン公式サイトはこちら↓

afternoon.moae.jp

余談ですが、私はアフタヌーンが大好きなようです。月刊誌自体は読んだことないのですが、好みドンピシャの漫画見つけたと思ったらアフタヌーンコミックスだった、という事象がしばしば発生します。

それはともかく、作者は山口つばささん*1。『君の名は。』で爆発的に知名度を上げた、あの新海誠さん*2原作『彼女と彼女の猫』のコミカライズを担当された方です。重みのあるタッチがとっても素敵です。

 

作品の魅力

 さて、いよいよ『ブルーピリオド』の内容についてですが、ざっくり言ってしまうと美大受験物語です。なんでもそつなくこなせてしまうがゆえに熱中できる目的・目標を見つけられない…そんな高校二年生の八虎(やとら)が、今まで一切関心のなかった「芸術」に一気にのめり込んでいく様を描きます。

巧いなぁ…!!!!と感動させられたのは八虎が芸術の魅力に引き込まれる瞬間のシーン。八虎の感情のたかぶりがそのまま伝わってきて思わず鳥肌が立ちました。それまでのページで、八虎が感じていた退屈さや焦りが丁寧に描かれていたからこその感動です。 

もうちょっと詳しいレビューが読みたいな~って方は、個人的に推してる漫画レビューサイト「yomina-hare」貼っときますのでどうぞ。こちらは私と違い真っ当なレビューです。

https://yomina-hare.com/review/tomorrows-issue/3594

 

こんな人にオススメ

夢を追う系の漫画が好きな方はおそらくハマるんじゃないですかね。『宇宙兄弟』とか『バクマン。』好きな方は高確率でハマる気がします。

あとは趣味だろうとなんだろうと絵を描く方ですね。実際、私がフォローしているイラストレーターさんや同人作家さん、美大出身の方々が度々話題にしていたことがありました。(のでこの作品の存在自体は知っていました。今まで読んでいなかったことを非常に後悔しています。)私みたいなへたっぴでさえも、「自分も絵の練習がんばろう!」という活力をもらえます。

とにかく、漫画1冊分ですしサクッと読めるので試しに読んでみてください。そして、「面白い!」と感じた方は作者ご本人のツイートを拡散して周囲の「アイツこの作品好きそうだな」ってオタクにも教えてあげてください。是非!

※決して回し者ではありません。回し者ならもうちょいまともな文章書きます。

2巻は3月発売予定だそうですが、楽しみでたまりません。また生きる理由が一つ増えました。

 

*1:山口つばささんのホームページはこちら→TSUBASA YAMAGUCHI

*2:一応『君の名は。』を挙げましたが、個人的にいっちばん好きなのは『言の葉の庭』です。雨の音と美麗な背景と絶対足フェチだろ感がたまらないですよね。新海誠さんの魅力はその変態性だと思います。