情熱を以て殴れ

イベント・映画・漫画など、コンテンツについて好きなだけ語ります。

【マニアフェスタ vol. 2レポ】また変なもの買っちゃいました


f:id:chaiko-d:20190220214124j:image

こんにちは、ちゃいこです。
2/16~17の土日に秋葉原にて開催された、マニアフェスタに参加してきました。

 

マニアフェスタ

マニアフェスタとは、あらゆる分野のマニアがこぞって自らのマニアっぷりを披露するという、大変奇特なイベントです。

博物ふぇすは「学問」という共通のテーマがありますが、マニアフェスタは対象がなんであろうとマニアであればOKというような世界観です。「マツコの知らない世界」のゲストの方々が集うイメージと言えば想像しやすいかと思います。

出展者リストから一部抜粋しますと、

狛犬マニア/独自すぎる店マニア/たぬきケーキマニア/同人イベントマニア/メイドさんと紅茶マニア/古生物マニア/公園遊具マニア/銭湯マニア/店番をするぬいぐるみマニア/路上をはんこにしちゃうマニア/Not a ゴミマニア etc…

マニアという文字がゲシュタルト崩壊起こしてきた。とにかくカオスな空気は伝わりますよね。

今回開催されたのが第2回で、私が参加したのもこれが2回目です。第1回は何をきっかけで知ったのかは忘れてしまったのですが(どうせtwitterトロールしていたら見つけたんでしょうけど)、かる~い気持ちで遊びに行ってその濃さに圧倒されました。それ以来マニアフェスタ公式アカウントさんをウォッチしている次第です。

出展内容はパフォーマンスだったりアトラクションだったりと様々ですが、グッズ・本の販売が一番多いです。尖ったグッズがひしめくこのお祭りで、私が購入したものは4つ。それぞれを紹介していきたいと思います。

 

①標識&看板缶バッジ – 歩行者天国マニアさん

f:id:chaiko-d:20190220223306j:plain

これは一目惚れで買いました。補助標識バッジです。

やっぱり、人は誰しもバッジを集めてしまうと思うんですよね。ポケモンの世界でだってそうです。全国のジムを巡ってバッジを集めて回る、そういうゲーム。

難易度の高いバッジを手に入れるにつれポケモンも言うことを聞きやすくなるということは、ポケモンもきっとバッジが好きなんだと思います。

プロフィール見て気づきましたが、この方大学院生で本当に歩行者天国を研究されているのですね。建築専攻ってそういうところまで研究するんですね~。

 

②地獄寺マスキングテープ - タイの地獄寺マニアさん

f:id:chaiko-d:20190220223233j:plain

タイの地獄寺という存在を私はこれまで知らなかったのですが、これは実は私が知らないだけで世界中ではよく知られているスポットなのではないかと思えるほどエキセントリックな場所のようです。かなり行ってみたいですね。

※参考サイト

ところで、みなさんは福岡県久留米市にある成田山久留米分院というスポットをご存知でしょうか。真っ白で巨大な観音像がある寺院です。この観音像が全長62mと本当にデカいので、だいぶ遠い場所からでも見えます。

行ったことある方には伝わるかと思うのですが、成田山はかなりクセの強いスポットです。今まで見たことないような派手な鳥居、本場インドのブッタガヤ大仏塔と同型のストゥーパ(仏塔)、大量の羅漢像など我々の想像を上回る”謎”たちが鎮座しています。

その”謎”の1つがやけにクオリティの高い「地獄めぐり」です。入り口で自分がどの地獄に行くのか閻魔大王様に診断してもらい、各地獄を見学してまわるというアトラクションになっています。鬼や地獄に送られた人々を模した人形が精巧で、なかなか迫力ある地獄めぐりを楽しむことができます。

この地獄がちょっとタイの地獄寺の様相と似ていたんですね。(さすがにタイほどカラフル&大規模ではありませんが…。)地獄寺の写真を見せていただいたとき、地獄を巡ったあの日の記憶が鮮明に蘇り、思わず「久留米…」と口に出していました。

するとまさかの、マニアのお姉さんから「ああ、久留米の地獄めぐりですね」というレスポンスが。なんでも、今拠点を福岡に置いて活動していらっしゃるそうです。

東京のど真ん中でそんなマイナーな福岡トークに反応をいただけるとは思わず、シンパシーを感じてこのキュートなマスキングテープを買ってしまったと、そういうお話です。職場で使っています。(「この職場は地獄だ」などという気持ちを込めているわけではありません。)

 

③Disnant Worlds 4 - 異世界風景マニアさん

ユダヤ教のモスクなど様々なスポットを巡って写真集を制作されているマニアさんです。私の購入したエジプト・カイロ写真集がシリーズ4冊目とのことでした。

このマニアさんは去年の夏コミでお見かけしたことのある方でした。そのときにもこの写真集の購入を検討していたのです。今回偶然にも再会を果たしたので、思い切って購入してみました。

異国情緒溢れるモチーフを選択されていることに加えて写真の現像が独特で、現実世界のものとは思えないような風景が多数収められています。ランプ屋の写真は特に圧巻です。また、各ページに添えてあるテキストも情報たっぷりで楽しめました。

これは他の写真集も気になります。結構頻繁にイベントに参加されているようなので、お見かけしたらまた買ってみようかなと思います。

 

硬券切符 - きっぷマニアさん

f:id:chaiko-d:20190220214140j:image

私は鉄道には全く詳しくないのですが、「実際に使っていた機械(調べたらダッチングマシンという名前だそうです)で来場日を刻める」というプレミア感に惹かれてあっさり購入しました。硬い紙でできた切符です。

かなり種類があり、場所によってそれぞれフォントが微妙に違っていました。活版印刷で作られていたそうです。ちなみに私が選んだのは『国鉄印刷場タイプ(B型/門司印刷場)』です。ダッチングマシンにエイ!と通すと日付が印刷されました。すごい!

それから改札鋏で切りこみも入れていただきました。切符右下の切れているところですね。昔の子供用アニメだと車掌さんらしき人が「切符を拝見しま~すカチャン」って対応していることがありますよね。それを真似て紙で切符を作って、穴あけパンチ(1穴)を鋏に見立てて遊んでいた記憶があります。この歳になって本物を体験できるとは思っていませんでした。

 

マニアフェスタは一期一会

以上、購入したものレポでした。今回紹介したもの以外にも面白いブースはたくさんあり、何度も買うかどうか悩まされました。

マニアフェスタの魅力は他のイベントでもなかなか出会えないようなニッチな分野のグッズ・本と巡り会えることですね。次回のマニアフェスタに参加されるのか、グッズの在庫が残っているのかもわからないのでつい買ってしまいます。まさに一期一会です。

また、みなさん自分の興味対象について熱く語ってくださるのも魅力です。お話をしたり、質問をしたりするだけでもかなり楽しめます。私は今のところマニアを名乗れるほどのめり込んでいる対象がないので、ちょっと羨ましくもあります。

そして最後に。後悔していることがあります。

・黒曜石のランプやっぱり買えばよかった~~!!!(このあとネットで購入できないか検索してみます。)

・ない本マニアさんのブース行くの忘れてた~~~~~~~~!!!!

皆様はこのように後悔することのないよう、「お財布にはきちんとお金を入れて」「事前に行くブースをまとめて」ご参加くださいね。

次回は秋に第3回を開催するそうです。そちらもスケジュール押さえていきたいと思います!

 

追記 

翌朝めざましテレビをつけたらこのマニアフェスタががっつり特集されていました!おお〜と感心しながら見ていると自分たちも写り込んでて笑ってしまいました。全国区デビューしてしまった!

他にもカメラが入っていたようですし、これからどんどん大きなイベントになっていくのかもしれませんね。