情熱を以て殴れ

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情弱たちのプーケット前撮り旅行レポ【前編】

 

南の島に行きたい

こんにちは、ちゃいこです。
お久しぶりです。

実は私転職いたしまして、6月いっぱい""夏休み""を過ごしておりました。
※円満退職&円満有給休暇です。

まるまる一ヶ月のお休みなんて本当に久しぶりです。
というかよく考えたら、子供がいない状態でこんな長期の休みを取れるのはこれが人生最後かもしれない。

そう気づいたときに真っ先に思いました。
南の島に行きたい!!!!!!

いいですよね、南の島。
とにかく都会の喧騒から離れてのんびり過ごしたい。
朝日とともに起きてきて、夕日の前に寝てしまう。
そんな生活を送りたい。

早速調べてみますと、プーケットの5つ星ホテル2泊4日・飛行機込みのプランを4万弱で押さえられることが判明!地元に帰省するより安いじゃないですか!!

というわけで即予約。

ついでに、せっかくのリゾート地なので前撮りもやっちゃうことにしました。
ちょっと調べた感じだと、プーケットの前撮り情報があまり出てこなかったので感想等々を書いていきたいと思います。

 
プーケットってどこなの 

タイの形を思い浮かべてください。
タイの左下(南西)ってながーく伸びてますよね。その先っぽあたりに位置する離島です。
バンコクよりむしろマレーシアの方が近いように見えます。

検索してみると「青い海!!!!白い砂浜!!!!!」みたいな写真がぼこぼこ出てくると思います。我々日本人がイメージするようなリゾート、南の島です。

そんなリゾート地がなんでそんなに安いんじゃ?と不思議に思って調べてみたところ、6月以降の東南アジアは雨季に入るらしくとっても安いのだとか。
雨季と言っても梅雨のようにしとしと降るイメージではなく、スコールが一日に何度か訪れるようなお天気だそうです。
ただしモンスーンに当たると詰みます。

予約後にそのことを知った情弱=私は、旅行までの日々プーケットの天気予報を見つめながら過ごすことになります。まあプーケットの天気予報毎日雷雨だったけどね。

お天気の良いハイシーズン、特に年末年始あたりはかなり値上がりするようですよ。

 
海外旅行は飛行機移動が辛いよね

さて、待ちに待った当日です。今回は行きも帰りもエアアジアを利用しました。
事前に適当に調べた感じだと、「エアアジア遅れまくる、マジクソ」みたいな意見が散見されたのですが、オフシーズンで空いていたこともありほとんど遅延はなかったです。

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ドンムアン空港で飲んだ謎のジュース

しかし、やはり長時間の飛行機移動は辛いですよね。飛行機自体は好きなんですが、単純に首と腰と脚が辛くなる。今回は荷物が嵩ばる(後述)ということでトラベルピローも持ってきていなかったので流石にしんどかったです。
アジアでこのザマなので、ヨーロッパやアメリカ大陸行きに耐えられる気がしません。

エアアジアは料金が安い代わりに、映画的なサービスがついていません。そのため、機内でめちゃくちゃ暇を持て余します。
もちろん小説やオフラインで使えるスマホゲームは用意していたのですが、如何せん酔うので四六時中取り組むわけにもいかず…。気合で乗り越えました。『サラバ』読破しました。

また、機内食もデフォルトではついていません。飲食物一切持ち込み不可なので、事前に予約するか機内で購入するかの二択になります。

とは言っても1000円でお釣りがくる程度のリーズナブルなお弁当です。しかもほかほか、むしろ熱い。そして美味しい。ただ男性はちょっと足りないかも?
事前に予約するともっと安くなりますので、利用する際は予約しておくことをオススメします。

エアアジア豆知識はさておき、バンコク上空からの眺めは素晴らしかったです。

中心部から離れた地域では、ほとんど建物が見当たらずひたすら田園が広がっています。その間を、龍みたいにぐねぐねした大きな川が何本も走っているんです。さすが熱帯雨林気候!

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バンコク上空…写真の腕の限界を感じる

中心部に近づくにつれ徐々に建物や道路が増えていくのですが、これが定規で引いたようにまっすぐ!建物も全く同じ形のものが並んでおり、ちょっと非現実的な感じがありました。集合住宅でしょうか。

これが夜になると均質な光がずっと広がる景色に変わりまして、非常に幻想的でした。時々バーンとライトアップした派手な寺院が紛れているのがアクセントみたいになっているんですよね〜。

綺麗さに感動すると共に、タイも急激に近代化を進めているのだろうなあと感じた次第です。

 
プーケットの風景 

プーケット空港は島の空港らしくこぢんまりとした空港でした。最近改装しているようで、一部オシャレに生まれ変わっていましたね。

ここでプーケット豆知識です。プーケットに行くときは現地でタイバーツに両替することをオススメします。国内で両替するより手数料が安くすみます。プーケット空港に両替所があるので、そこで最低限両替すると楽です。

もし足りなくなってもホテルカウンターで両替できますし(ホテルによるとは思いますが)、あとは個人経営ぽい両替所がコンビニくらいのノリで乱立しているのでどうにかなります。
豆知識終わり。

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歓迎されている

空港の外に出ると、蒸し暑さはあるものの気温は思っていたより高くなく。

そのころ日本が猛暑真っ只中だったので、むしろ過ごしやすいように感じました。多少雲はかかっていましたが概ね晴れ。よく考えたらフライトとスコール重ならなくて良かったですね。 

空港からホテルまでまあまあ距離があったのでタクシーを利用しました。

もちろん向こうはタイ語と、あと片言の英語。私らは片言の英語。タイ語は全くわからない。それでもなんとなく世間話のようなものを成立させられたのでなんとかなるものだなあと思いました。

車から見える風景は、我々がイメージしているとおりの「東南アジア」でした。バイクに2人も3人も乗ってたり、路上でバナナやマンゴーを叩き売っていたり。車やバイクがごちゃごちゃ走っていて、賑やかな街でした。あとファミマとセブンがたくさんありました。アジア進出頑張っているんですね。

タイは仏教国ですが、マレーシアに近い関係でムスリムも結構いらっしゃるらしく、寺院の間にちょくちょくモスクも見かけました。
こういう宗教的な特徴を見ると異国にやってきたことを実感します。

ホテルがカマラビーチというビーチの側でしたので、だんだん中心部から離れていきます。

そうすると一気にのどかな田舎の風景に移り変わっていきました。舗装されていない道路もしばしば。野に放たれた牛も何度か見かけました。「牛だ!」と喜ぶ我々日本人の姿に、タクシーの運ちゃんもテンションがあがって「オー、ウシ!ウシ!」と連呼していました。

そして、南の花はやはり色鮮やかですね。赤!オレンジ!というような主張の強い、名前のわからない花をたくさん見ました。日本だと街路樹の花といえば桜、ハナミズキ金木犀みたいな淡い色合いのものが多いので新鮮な気持ちです。

 
超絶怒涛のリゾートホテル 

目に映るもの全てを脳みそに刻むうちに、ホテルに到着。

今回、セールということで思い切ってランクの高いホテルを予約していました。
予約サイトでは美しいプールや綺麗な内装を写した写真が掲載されていたんですが、まあ詐欺写だろうなと思ってそこから差し引いて予想していたんです。が、実際到着してみると……

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プール付き~!!

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開放的なレストラン~!

めちゃくちゃ素敵~~!

エントランスからかまされるリゾート感も、レストランやプールの綺麗さも、部屋の広さも、予想以上に素晴らしい。これにはテンションがあがりました。
オフシーズンということでお客さんも少なく、恐らく4〜5組くらいしかいなかったんではないでしょうか。体感ですが。

私は海外旅行についてはものすごく保守的です。

まずよく分からない食べ物は絶対食べたくない。加熱したものと真っ当なペットボトル飲料しか口にしたくない。100%腹壊す。あと軽犯罪多そうな危なそうな場所とか不衛生そうなエリアには立ち入りたくない。あと人混み嫌だ。などなど。

あくまで健康と安全が第一で、観光はついで、現地の雰囲気を味わいつつまったりできればそれでいいんです。そうなるとホテルに引きこもってのんびり過ごしてもなんら苦ではないんですよね。東南アジアを旅行するのにびっくりするくらい向いていないですけどね。

そんなわけなので、素敵なレストランとプールが揃ったホテルは私にとって最強でした。そこだけで完結できるじゃん!しかも人が少ないなんて!最高!

到着したその日は本当に一歩も外に出ず、美味しいタイ料理を食べてお酒を飲んで過ごしました。幸せじゃ〜。

辛いものが食べられない(致命傷)のでメニューを凝視して最も辛くなさそうなパッタイを頼みました。一応お姉さんにも確認して辛くないとの回答を得たにも関わらず、普通に唐辛子入ってましたけどね。ぎりぎり食べられる辛さだったので事なきを得ました。
パッタイ、食べたことなかったのですが麺がもちもちして甘辛くて美味しいですね。

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初めてのパッタイ

カクテルも南国フルーツ感マシマシで美味しかった。さすが南…マンゴーめっちゃ美味しい…。
甘くてかぱかぱ飲んでいたけど、結構アルコールは強めでした。お酒を作ってくれるバー的なカウンターがプールサイドに設置されていて、泳ぎながらでも飲める素敵システムだったんですけど、あのアルコールだと死にそうですね…。


プーケットでの前撮り事情

2日目はまる一日前撮りでした。
その前に、アジアのリゾートでの撮影をお考えの方のためにちょっと詳細を記しておきます。

バリやハワイだと前撮りプランってたくさんあるんですが、意外とプーケットは少なく、情報もなかなか出てこなくて苦戦しました。 

調べたときに真っ先に出てくるのは、やはりJTBさんやHISさんのような大手旅行代理店です。ヘアメイクと衣装がついて10万円〜くらいだったと思います。名前を知ってる安心感と、あと日本人ガイド付きだったので他より高かったのかな?という印象です。

そのへんに申し込もうかどうか迷ったのですが、結局こちらのオプショナルツアーに申し込みました。

www.veltra.com

 

このうち、ブライダルフォトプランの内容は次の通り。
・タイの伝統衣装を着てスタジオ撮影
・衣装きたまま寺院で撮影
・プロンテープ岬で撮影
・象さんビーチで象と撮影

象さんビーチ!?!?
なんと象さんに乗って撮影できるそうで。

人生のうち象に乗れるチャンスが訪れるとは思わず、一気にわくわくしました。
タイの伝統衣装というのも気になりますよね。

その他、
・衣装持ち込み可
・写真データはリタッチ無い代わりにその場で全データ貰える
・ヘアメイクは日本人の方に担当していただける
という点も非常に魅力的だったのでこちらのプランに決めました。

※これは前撮り全般に言えることですが、申し込む前に写真データの数・受け渡し詳細は必ず確認した方が良いです。例えばリタッチつけると追加料金がかかったり、受け取りに時間がかかったり、データはカメラマン選別でこちらでは選べなかったり、枚数が少なかったり…と意外と落とし穴が潜んでいます。

今のところ1タイバーツ=大体3〜4円くらいなので、オプション込みで8万円前後でした。

あとは衣装を安く手に入れられれば、前撮り費を安く抑えられそうです。
そんなときに役立つ、メルカリ!!

メルカリ系のフリマアプリって、結構ブライダルグッズが出品されているんですよ。ヘアアクセサリーやネックレス等の装飾品から、リングピローやウェルカムボードまで、色々見つかります。みなさん基本一度しか使いませんからね〜。
もちろんドレスも出品されています。中古が気にならない人は予算抑えられるので便利です。

特に今回は、汗かくわ外に出るわでどうせドレスが汚れてしまいますし、写真だけならそんな上等なドレスじゃなくても問題ないだろうとの判断でフリマアプリを利用しました。綺麗に使えればまた国内での撮影をしたくなったときにも流用できますしね。

私のドレスとヘアアクセサリーで8000円ほどでした。ブライダルインナーだけは流石に新品がいいので楽天で買いました。ビスチェとフレアパンツで3000円くらいの安物です。

ちなみに旦那は楽天で一式1万円程度の安タキシードを購入。ペラい生地ではあったものの、写真うつりとしては申し分無しでした。

この2着をスーツケースに詰め込んでいったため、宿泊数に対して大きすぎる荷物を抱えるはめになりました。

 

だいぶ長くなってしまったので、今回はここまで。

2日目の前撮り以降は後編にまわしたいと思います。それでは!

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