あけましておめでとうございます。(3月)
去年から始めた趣味について正月頃からダラダラ書いていたら春になってしまったので、新しい春を迎えるにあたりおすすめしたい趣味として紹介します。
ベイキングというのはパンやらケーキやら焼いて作ることです。なんとなく「ていねいな暮らし」感があって憧れる人も多いような気がします。私もそうでした。
アマプラ等で配信されているイギリスの人気番組「ブリティッシュ・ベイクオフ」をご存知でしょうか。アマチュア料理人が集まってベイキングの腕を競うコンテスト企画で、私の大好きな番組です。美味しそうなお菓子や味の想像がつかない現地の食材が出てきて楽しいので、興味がある人は是非見てほしいです。
番組を見ていると、ベイキングというものが如何に繊細さを求められる作業なのかがよくわかります。温度管理、分量、こね方…ちょっとでも怠ると焼き上がった状態を見た瞬間に審査員にバレてしまいます。
ベイキング…見る分には楽しいけど料理好きじゃないし面倒くさがりな私には向いていないなー、バターとかベイキングパウダーとかだるいしなー、というのが正直な感想でした。
そんな中手を出そうと思ったきっかけは息子でした。
私がものすご〜く虫歯体質なので、現在未就学児の息子がそれを継がないように、我が家では甘い物に関しては比較的厳しいルールを設定しています。
甘い物を禁じているわけではないのですが、市販の普通のお菓子はやはりお砂糖が多め。どうせある程度の年齢になったら(私がそうだったように)砂糖の美味しさに気づいて無限に食べたがるようになるんだから、美味しさがバレないうちは可能な範囲で砂糖を減らしたいというのが私の方針です。
そこで、自分で作ったらいいんじゃないかという考えに行き着いたわけです。そうすれば砂糖量もコントロールできるし、私もおやつをヘルシーに食べられる。
調べるうちにわかったのは、意外とベイキングってハードルが低いということ。もちろんクオリティを追求した、手間のかかるお菓子・パンもたくさんあるけれど、簡単なレシピや簡単にしてくれる道具がこの世にはたくさんありました。意外と庶民にも楽しめる趣味でした。
そこで、私のベイキングに対する心理的ハードルを大幅に下げてくれたアイテムたちを紹介します。初心者が最初に買うには少々値が張るものたちですが、圧倒的に楽になるので課金の価値は大きいと思います。
①セラベイク
これ抜きでは語れない、大変便利な耐熱ガラスの容器です。私はパウンド型を使っています。
何がすごいって、本当にこびりつかないんですよね。普通、型で何か焼こうと思うと型の中にクッキングシートを敷くか、油を塗ります。しかしセラベイクはどちらも不要です。
食器棚から取り出したセラベイクにそのまま生地を流し込んでも、焼き上がったあとに型を傾けるとベロンときれいに剥がれます。一体どういう仕組みなのか、毎回不思議に思うレベルです。
クッキングシートを毎度チョキチョキ折り折りする必要はないし、チーズが焦げついてもするんと取れるし、レンジも食洗機もいける。最強です。
ちなみにゼリーやプリンも、大きなプッチンプリンよろしくブリンと気持ちよく飛び出します。
欠点は、ガラスなので扱いにはそれなりに注意が必要なこと、少々重いこと。そして、特にパウンド型については人気のため品薄なことです。たまに入荷されるので、気になる人はチェックすると良いと思います。
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②トラモンティーナ グリルパン
セラベイク同様、びっくりするくらいこびりつかない型です。
セラベイクがガラスであるのに対し、こちらはアルミなので電子レンジには使えませんが、食洗機はオッケーです(そもそも私は基本的に食洗機可のものしか買わないんですけれども)。アルミ製であるぶん、軽くて取り回しやすいです。
私が持っている22cm型はフォカッチャやパンを焼くのにちょうどよいサイズ感で、ボウルを使わずグリルパン上で生地を混ぜてそのまま焼けます。洗い物が少ない!
グリルパンという名前なだけあって、オーブンやコンロで肉類を焼くレシピもあるようです。
なお、こちらもなかなか品薄。たまに入荷しており、後ほど紹介するはるあんさんがよくPRで宣伝しているので、そのタイミングで購入するのもおすすめです。
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③アルコス テーブルナイフ
こちらはよく切れるナイフです。ベイキングのために買ったものではないのですが、生地を綺麗に切れるので重宝しています。
刃先が丸く、刃を触っても手は切れないのに、ギコギコするとよく切れるという不思議なナイフです。トマトやサンドイッチなど、包丁だと潰れやすい食材もスパッと切れます。
細くて軽くて場所を取らない上に食洗機対応のため、ベイキングに限らず我が家での使用頻度が非常に高いアイテムです。ほぼ毎日食洗機に突っ込まれています。
余談ですがスペインのナイフらしく、万博のスペイン館で売られていました。
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レシピについてはこの世に山程ありますので探すのも楽しんでいただければと思いますが、個人的なおすすめ料理家さん・レシピ本を紹介させてください。
特に料理家さんお2人については、2人ともとても料理上手であるにも関わらず、「料理ダルい」側の人間の気持ちがよくわかっているレシピをいつも提案してくださるので大変助かっています。
①はるあんさん
ベイキングに関してははるあんさんのレシピを作ることが多いです。特にほったらかしフォカッチャは手で捏ねることもなく美味しいフォカッチャが焼けるので何度もリピートしています。
水もグラム表記する(計量カップを使わずに作れる!)、洗い物を減らす工程を提示する、などなど細かいところも工夫してくれていて面倒くさがりにはありがたいです。ベイキング以外にも時短料理やスイーツのレシピも公開しています。
トラモンティーナについてははるあんさんが激推ししているのを見てコラボ商品を購入しました。パン類が焼きやすくなって買ってよかったです!
ちなみに、ほったらかしフォカッチャは半量にするとセラベイクのパウンド型でちょうど良く焼けます。

②山本ゆりさん
簡単料理と言えば名前が挙がる人気料理家さんです。私は滅多に料理をしませんが、料理するときにはまず「山本ゆり (冷蔵庫にある食材名)」で検索しているほど、私の食卓を支えている存在です。文章が個性的なのも味。
どのレシピも簡単かつ私好みの味で大好きなんですが、iwakiとのコラボレシピはかなりヘビーユーズしています。iwakiのガラスタッパーとレンジorオーブンで完結するものが多く、楽ちんだし美味しい!
ベイキングでいうと、昨年末に出たばかりのコラボレシピに収録されているちぎりパンが美味しかったです。普段はるあんさんの混ぜてほったらかし系のレシピに頼りきりなため、生地を手で捏ねるパンは初めてだったのですが、初めてにしては美味しく仕上がりました。

③『パウンド型でいろいろおやつ』(オレンジページ)
こちらはレシピ本です。簡単レシピというよりも、正規(?)のレシピが掲載されています。
パウンド型を使ったレシピのみが集められているおもしろい本で、同じ型でもこんなバリエーションのおやつが作れるんだ!とワクワクします。
実際に私が作ってみたのはケークサレ、いちごのムース、ミックスフルーツゼリー、ミルクかんです。いずれも息子用に砂糖の分量を減らしていたので正確に言うとレシピとは味が異なりますが、それでも美味しかったです!

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④ヨーグルトケーキ(Pato Cookingさん)
最近作ったレシピです。たまたまYouTubeに流れてきて、材料的にも工数的にも簡単そうだったので作ってみたところ、今まで焼いたパウンドケーキの中で一番成功しました。びっくりするくらい山型に膨らんでテンションが上がったので紹介します。
この方のレシピに興味が湧いたのでこれから調べてみる予定です。

はじめてみて思ったことは…楽しい!楽しい上に最後には美味しいものができあがっていて最高です。イーストを使う生地だと生き物のように膨らんで、しかも生地がぷにぷにで可愛さすら感じます。
はるあんさんと山本ゆりさんのレシピについては、作業時間をとって集中して作るというより、息子にごはん食べさせながら仕込んで寝かしつけ中に発酵して、寝たら焼いて…くらい生活に馴染ませた状態で作業できるものがいくつもあります。なんなら混ぜたり捏ねたりは親子でも楽しめます。
失敗しても食べるのは自分だし何の問題もないので、ちょっとでも興味がある方は是非チャレンジしてみてほしいなーと思います!