こんにちは、ちゃいこです。さっそく更新してみました。
みなさま昨日一昨日と幕張で開催されていた「闘会議」というイベントをご存知でしょうか?簡単にいうとゲームの祭典です。
tokaigi.jp
前回の記事でも書いたように、私はこちらに引っ越してきてから結構いろんなイベントに遊びにいきました。その中で最も心揺さぶられemotion爆発させたのがゲーム音楽の演奏会です。
ゲーム音楽にはまったきっかけ
きっかけはUndertale*1というゲームでした。このゲームについて語り出すとマジで一論文仕上がってしまうので今日は詳細には触れませんが、とにかく最高のゲームなんです。
※steamで配信されているのでちょっとでも興味がわいた人は調べてみてください。称賛の嵐だと思います。余談ですが、私のあだ名は誰彼構わずUndertaleを勧める「Undertaleヤクザ」です。
このゲームの素晴らしいところはたくさんありますが、特に音楽が良い。速攻サントラぽちって延々聴いてしまう程度には良いんです。
そんなUndertaleヤクザですが、ある日Twitterのプロモーションで見逃せないキャッチが目に飛び込んできました。
「大人気ゲーム『Undertale』演奏決定!」
なんて??????
慌てて調べたところ、JAGMOさん、いやJAGMO様*2というゲーム音楽プロ交響楽団がこの世に存在しておりまして、そこの演奏会でUndertaleの曲も演奏されるとのことでした。3秒でチケットぽちりました。
この演奏会が思わず涙を浮かべるほど素晴らしく(この件についても今度長々と語らせていただきますね)、それ以来すっかりゲーム音楽の演奏会にはまってしまったという次第です。
Undertaleヤクザ、演奏会情報をキャッチする
ある日いつものようにTwitterをパトロールしていると、「闘会議にてUndertaleの曲も演奏します!」というツイートが流れてきました。
即、闘会議2018のチケットを取りました。
Undertaleヤクザは、公式情報が目に入り次第脊髄反射のように課金をしてしまう生き物です。
この時点では詳しい日程が公表されていなかった(もしかしたら公表されていたのかもしれませんが、私は気づいていませんでした)ので、とりあえず日曜日にゆっくり休むために土曜日のチケットを取りました。
「よっしゃまた演奏聴ける~!!どの曲が演奏されるのかな~!!!」とウキウキしながら私は2月10日、闘会議一日目を待ちました。
そう、自分の犯した罪にも気づかずに…。
Undertaleヤクザ、己のミスに気づく
そうして闘会議を数日後に控えたある日、詳しい日程も発表されたということで詳細をチェックしていました。そこで気づいてしまったのです。
Undertaleの演奏会は二日目(日曜日)開催であるということに。
完全にやらかしてしまいましたし、一人で暴れました。日曜日にはすでに予定が入っていて、もうどうすることもできない状況。なんでちゃんとチェックしなかったのか本当に悔やまれます。
しかもその演奏はUndertaleオタク界で名高いMusic エンジンさん*3によるものだという情報が。よくよく見たら、その前のプログラムではJAGMOさんによるサクラ大戦・塊魂等々のBGM演奏会も入るとか。発狂しかけました。
救いだったのは、一日目にスプラトゥーンの演奏会、ハイカライブが開催されるということ。私ランク17のクソザコナメクジでございますが、スプラトゥーン嗜んでおりますのでそれは素直に嬉しかったです。ちなみにテンタクルズはイイダ派です。
今回はこのハイカライブに行けという神の思し召しだろうと思うことで、なんとか精神を保つことができました。
いよいよ当日を迎える
(ようやく本題です。前置きめちゃめちゃ長くてすみません。)
先ほどの事例からもわかるとおり、私はあまり丁寧に事前情報を拾う方ではありません。なので、当日もよく出展情報を調べずに臨みました。物事って偶然の出会いの方がドラマチックで良くないですか?
とりあえずウキウキで会場入りして適当にうろついてみました。企業ブースやBtoBでゲーム関連商品(UFOキャッチャーマシンとか)販売を行うエリア、ボードゲームエリアからはたまたゲーム実況エリアなど、ゲームにまつわる幅広いジャンルが一同に集っていて大変興味深かったです。
個人的に特に面白かったのはコスプレ体験エリア。レイヤーさんたち自慢のコスプレグッズを身につけて写真撮影もできちゃうというコーナーです。どの作品もクオリティ高くて感動しました。しかもなぜか無料。お金払うべきクオリティだと思うんですけど…意味不明ですね。
満喫しているのが伝わりますでしょうか。
最後の大剣は(重すぎて金時のお兄さんに支えてもらっていますが、)こんなかっこいい武器持てる機会はなかなか無いので体験できてご満悦です。後ろのライダー金時のお兄さんがいい味出してますよね。ちなみにこの武器を作っているのはレアレアさんという武器職人さんです。
作るたびに重くなっていく武器たち。
— レアレア@実物大空想武器屋レアワークス (@rarerarerare) 2018年2月11日
800名近い新ハンターが誕生する裏で
受渡しスタッフの筋肉が悲鳴をあげる。
だが、大剣の重さ故に見られるリアクションと笑顔が 全ての苦労を吹き飛ばしてくれる。
次回『見知った、会場』
超会議も、サービス、サービスゥ!#闘会議2018 #ニコニコ超会議2018 pic.twitter.com/8djb1qVwcU
いや普通にやばくないですか?かっこよすぎて惚れ惚れします。
演奏会ブースに突撃
一通りまわったところで、いよいよお目当ての演奏会ブースに突入することに。会場は黒幕で囲まれており、異様な雰囲気が漂っていました。
構わず乗り込むと、マジで異様なおじさん(褒め言葉)がステージでフィーバーしていました。
お恥ずかしながら、私はテレビゲームについてはゲームキューブからしかゲームを買ってもらえず、スーファミに至っては触ったことがありません。
なので全く存じ上げなかったのですが、この異様なおじさんは佐野信義(佐野電磁)さんという神クリエイターでした。
twitter.com
見れば代表取締役社長とか書いてありますね。異様とか思ってしまって本当に申し訳ありませんでした。
佐野さんのステージは全然知らなかった私でもノリノリになってしまうようなCOOLなステージで、一気にファンに転身しました。ああいうピコピコ音かなり好きなんですよねぇ。かっこよかった…。*4
その後はきこりバンドさん*5、騒然のカワズさん*6と2つのバンドによる様々なゲームの演奏が披露されました。残念ながら、私が見識の浅いオタクなのでなかなかプレイしたことのあるゲームはなかったんですが、それでもアガりまくる曲ばっかり。ファンの方は「うわこの曲の生演奏きた~~~~~~!!!!!」と爆アガったはずです。私もちゃんと予習していけばよかった…。
どの演奏会でも言えることなんですが、やっぱり演奏会で生演奏を目の当たりにするとその熱量に圧倒されますね。ゲーム音楽ってやはりバトルシーンなんかのBGMも入ってくるんですが、その戦いを思い出して胸が熱くなる観客の想い、それを超えるほどの熱さ激しさで音楽をぶつけてくる演奏家たち…その場に居合わせるだけで完全に感極まります。それはゲーム知ってても知らなくても同じなんだなあと思いました。(もちろん知っていそのが感動は倍増しますが。)
今まで知らなかったゲームやその音楽にがっつり触れられて、それだけでもうこの日の収穫は大きかったです。
ハイカライブ
そして、お待ちかねのハイカライブ。開始前から会場は超満員で、私は誤ってコートを着たままでしたので暑くて死にそうでした。気温・湿度共に。
ハイカライブはステージ上の巨大スクリーンにテンタクルズの2人、ヒメとイイダが映し出される形式でした。ちゃんと説明できる気がしないので、実際の画像や詳細についてはこちらをご覧ください。
www.famitsu.com
このバーチャルキャラクターが実際のステージに映し出されるスタイル、私は初めて見たんですが、なんというか…
マジでそこにいました。ヒメとイイダがそこに実在していました。
客をあおるヒメ…セクシーに踊るイイダ…
ジャンプすると頭にのっけてる冠がぴょこぴょこするヒメ…超絶演奏テクを見せるイイダ…
尊すぎて悲鳴しかあげていませんでした。(私の前に立っていた男性はさぞかし騒がしかったことでしょう、ごめんなさい。)
スクリーンに映し出されているとかではなく本当に本当にそこに居たんです。
ああなんかキャラクターってもう架空の存在じゃないんだなあと。
二人と一緒になって大勢の観客が飛び跳ねて、二人の言葉にリアクションを返して、二人も楽しそうに歌って踊って…。
実際に存在するように見せかけるために努力した人たちがたくさんいて、それを見て「これは実在している!」と思った人がたくさんいたなら、もうそこに実在したってことでよくないですか?これが架空の存在だっていうのならもう何が現実なんだよ、なんなんだよ、なんなんだよ~~~!!!!と胸がいっぱいになりました。バーチャルではなくこの世に存在したんですよ、ほんとに!!信じて!!
その後スペシャルゲストとして登場したアオリとホタルも最高すぎたし、泣いたし、とにかく最高の経験でした。周囲にも泣いている方がいらっしゃいましたし、「好きだー!!」と叫んでいる方も(同行していた同居人含め)たくさんいらっしゃいました。みんな一つのコンテンツで心が繋がっている感触にこの上なく胸が熱くなりました。
どんどん語彙力無くなってしまって非常に申し訳ないのですが、それくらい素晴らしいライブだったんです。許してください。
世の技術の発展って素晴らしいですね。今まで画面越しでしか出会えなかった人たちにこうやって現実で会えるようになる、その過程の時代に居合わせることができて幸せです。生きてて良かった。
まとめ
・闘会議は素晴らしいイベント。色々まわりきれなかったところもあるので、次回も是非参加したいです。
・ゲーム音楽はマジ最高。どの演奏チームも最高。これからも追いかけるという決意を新たに。
・ライブで飛び跳ねすぎると翌日起きられなくなる年齢にさしかかってきました。20代中盤のみなさん、程ほどに。
書きたいこと(また別の機会に語るために)大分削ったのですがここまでで5000文字弱。学生が提出するレポートの長さですね。
ここまで読んだ下さった方は普通に酔狂だと思います。私はそういう酔狂好きですよ。ありがとうございます。
それではこのへんで!
*1:steamページはこちら→ Steam:Undertale
*2:公式サイト→ ゲーム音楽のプロオーケストラ「JAGMO」
*3:公式サイト→ http://musicengine-info.net/
*4:佐野さんが開発・ご紹介されていたKORGというswitch向けの音楽制作ソフトが素人の私からしても激アツだったのでサイト載せておきます。複数人で同時に作曲とかできちゃうらしく、めちゃくちゃ楽しそう。 KORG Gadget for Nintendo Switch - MUSIC PRODUCTION STUDIO | KORG (Japan)
*5:サイトを見つけられず…こちらをご参照ください。→ きこり (@kikori_11) | Twitter
*6:こちらもサイトを見つけられず…。→ https://twitter.com/BOOKSITO/status/962365285234745344