情熱を以て殴れ

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ハロプロのオタクをはじめた話

こんにちは。ちゃいこです。

早速ですが、ハロプロオタク(にわか)、始めました。

 

 

 

2019年夏

 

事の発端は、昨年夏に花本からハロー。プロジェクトコンサート、通称ハロコンに誘われたことです。

花本が本格的にハロプロを推しはじめてからちょいちょい話を聞いてはいたものの、私はハロプロどころかアイドルにハマったことすらない人間で、全く興味がありませんでした。

まあ……モー娘。ブームの頃がちょうど小学生でしたので、ゴマキかわいい!ってみんなでワイワイしたり、生写真交換したり、みたいなそういう時期はありましたけれども。

(今思えば、あの頃なんでみんなカードや生写真を持っていたんだろう?)

ちなみに、花本がハロプロ……というかモーニング娘。にのめり込む様はこちらで観測することができます。

hanamotohodaka.hatenablog.com

 

誘われたのは「Hello! Project 2019 SUMMER」でした。ハロプロ所属の全グループが参加するコンサートらしく、きっと楽しめるから!という彼女の熱意に負けて、「いっちょ行ってやるか」くらいのかる〜い気持ちで同行しました。

応、花本がセトリをチェックし、予習しておいてほしい曲についてはYouTubeを送ってきてくれていましたが、それをサラッと見た程度でメンバーもグループも全然分からない状況で当日を迎え。席は1階の後方も後方で、ステージからは離れた位置でした。

アイドル興味ない、曲もメンバーも知らない、ステージは遠い、熟練のオタクに囲まれている。そんな状況で私は……終演後開口一番に飛び出した言葉は……。

「これっていつ円盤(Blu-ray)出る?」

即落ち。

 

 

アイドルのイメージ

 

何事もそうですが、やっぱり興味無い人を引きずり込むのなら現場です。画面越しには伝わらないパワーをダイレクトに浴びて、好きにならずにはいられませんでした。

私もこのとき初めて知ったのですが、ハロプロは基本的に生歌で勝負します。しかもピンマイクではなく、片手にマイクを握った状態でバリバリ踊って歌うんです。

曲によってはかなり激しい振り付けもありますし、走ることもあります。でも、息を乱さず歌い上げます。
その時点で私のアイドルのイメージは大きく覆されました。こんなにパワフルなパフォーマンスなのか!と。

 

それから、可愛さ。

ハロヲタのみなさまに怒られるかもしれませんが、正直なところ、何も知らない状態でハロプロメンバーを見ても「可愛い!」と思える人はそこまで多くありません。例えば橋本環奈や浜辺美波のように顔だけですでに100点満点!みたいな子は少ないです。(※個人の感想です。)

でも、各々それを補ってあまりある努力で綺麗に見せてきます。例えば、ただのアイドルだとは思えない歌唱力を持っている子や、キレッキレのダンスの持ち主、化粧のテクニック(それぞれ自分でメイクするそうです)、パフォーマーとしての表情や仕草などなど。

その努力ぶりの片鱗もひっくるめて、すごく可愛くてかっこいい。素直に感動しました。

 

曲も同様に、初回で「どぎゃ~!!」とハマりこむ曲はありませんでした。(※個人の感想です。)

が、何度か聴くうちに「待って……これもしかして名曲なんじゃない?」という感情が芽生えます。キャッチーなメロディーのせいで脳内ループも止まらす、恐怖を感じるほどです。

そこからライブで生歌を聴いて、しかも観客の一体感込みで曲を楽しんでしまうと、これはもう間違いなく名曲なのだという確信に満ちます。

 

とにかく、ステージから発されるエネルギーがすごい。太陽みたい。「アイドル」じゃなくて「輝き」とか呼んだほうがいいかもしれない。

花本はモー娘。について「何かと戦っている」と言っていました。

ガチガチのハロヲタとして知られる蒼井優アンジュルムというグループについて「最強」と表現していました。

今ならその気持ちが大変良くわかります。

ただ可愛いお人形さんを愛でるような感覚ではなく、「生」のパワーを、ホモ・サピエンスの本能に刷り込まれた「KAWAII」を、直球でぶつけてくる……それがハロプロです。

観終わったあと本当に興奮して、家でずっと旦那に何がすごかったのかを喋りたおしていた記憶があります。

 

 

履修開始

 

一度ライブに同行して私がハマったと知るや否や、花本は次々とCD及びライブBlu-rayを貸し出すようになりました。いや、なりました、というか、現在進行形で布教されています。ありがとう。

まず最初に借りたのは、ひなフェスの円盤でした。

 

 旦那もアイドルには全く興味がなかったタチで、私のオタク語りも「ふーん」くらいのテンションで聞いていました。

腹が立った私は「いやお前見とけよ!!!!!」と、ひなフェス映像を流しましたところ、きちんと釣り上げることに成功。私の周囲はチョロいオタクばかりです。森戸知沙希に敗北したそうです。

そこから工藤遥卒業スペシャル(モー娘。)、

飯窪春菜卒業スペシャル(モー娘。)、

はたまたアンジュルムの2018秋 「電光石火」、

輪廻転生~ANGERME Past, Present & Future~(初回生産限定盤A)(特典なし)
 

 そして再びモー娘。のロッキンジャパンの映像、

ベスト!モーニング娘。 20th Anniversary (初回生産限定盤A) (Blu-ray Disc付) (特典なし)

ベスト!モーニング娘。 20th Anniversary (初回生産限定盤A) (Blu-ray Disc付) (特典なし)

  • アーティスト:モーニング娘。'19
  • 出版社/メーカー: UP FRONT WORKS Z = MUSIC =
  • 発売日: 2019/03/20
  • メディア: CD
 

 そのほかアンジュルムや勝田さんのフォトブック、 

アンジュルムック

アンジュルムック

 

 その他メンバーの写真集(牧野真莉愛の写真集めちゃくちゃ最高だった)、 

モーニング娘。'19 牧野真莉愛 写真集 『 María 18 años 』

モーニング娘。'19 牧野真莉愛 写真集 『 María 18 años 』

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2019/02/02
  • メディア: 大型本
 
加賀楓(モーニング娘。'19) ファースト写真集 『楓』

加賀楓(モーニング娘。'19) ファースト写真集 『楓』

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2019/11/30
  • メディア: 大型本
 

 ……と、多岐にわたる資料をお借りしております。現在はモー娘。の2019春ツアーを借りているところです。その他定期的におすすめ動画も送られてきており、福利厚生の手厚さが尋常ではありません。

 こうやってライブ映像を鑑賞していくうちにメンバーの見分けがつくようになり、名前もだんだんと覚え、推しと言える存在も生まれました。

 

 

チケット発売

 

秋も深まったある日、花本よりついに「Hello! Project 2020 Winter」のチケット先行予約開始のお知らせが。私と旦那は即参加を回答しました。

でも……どうせ行くなら……誰かほかの人間も引きずりこみたいですよね。興味無い人を引きずり込むのなら現場ですから。

そこで白羽の矢が立てられたのがでってゅうという男。彼も基本的にフットワークが軽い人間なので、あっさり同行OKとの回答を得ました。つまり、参加メンバーは以下のとおりになります。

■ちゃいこ

家でライブ映像を見るときはぎゃーぎゃー騒ぐ派。推しは岸本ゆめのつばきファクトリー)と牧野真莉愛モーニング娘。)。

■花本

今回の諸悪の根源。モー娘。が主軸。推しは選べないらしいが、私から観測するかぎり最近ハマっているのは山﨑愛生(モーニング娘。)と 平井美葉(BEYOOOOONDS)と佐藤優樹モーニング娘。)。

■ねこを(旦那)

人の趣味に影響されやすい人間。推しは森戸知沙希モーニング娘。)と上國料萌衣アンジュルム)。

■でってゅう

ねこをの同級生。何も知らないのにいきなり行くことになった。

 

初心者メンバーがいることも考慮し、前夜はひなフェスとYoutubeでがっつり(数時間)予習。でってゅうさんが良さに気づきはじめるところまで育成し、当日を迎えました。

なお、その時点で初心者メンバーから大変評判が良かったのは「No way way」のMVです。これは本当に衣装が素晴らしいし、全員かっこいい。そして牧野真莉愛がド美人すぎて直視できない。


モーニング娘。'20『人間関係No way way』(Morning Musume。’20 [Relationships. No way way])(Promotion Edit)

 

 

当日

 

今回、恐ろしいことにめちゃくちゃ良席でした。

前方の席だったということもありますが、このコンサートでは途中でメンバーが通路に降りてくるという演出があり、まさかのその通路側の座席だったんです。ゼロ距離でメンバーと対面してしまう、そんな場所でした。

花本からペンライトを1本借りて握りしめていたのですが、手汗と手の震えが止まらず就活の最終面接以来の緊張でした。完全に情緒不安定。

 

コンサートがはじまって最初に降りてきたのはモー娘。でした。正直刺激が強すぎてあまり記憶が残っていません。

 

私の人生で初めて私に微笑んでくれたアイドルが石田亜佑美だったこと、とにかくめいちゃんの笑顔がまぶしかったこと、ふくよかだと思っていた子らが軒並み細くて綺麗だったこと、それから…それから…。

目の前にまさかの牧野真莉愛が来て、そこでダンスしていて。震える手でペンライトをまりあカラーに変えて振ったら気づいてもらえて、私に向けてにっこり笑ったこと。これはガチで悲鳴が出て、花本にしがみついていました。

2度降臨があったのですが信じられないことに2度とも真莉愛が目の前に来てしまって心臓が止まってしまうかと思った……。

場所があまりにもよかったことにより、オタクがペンライトを振る理由が分かりました。ステージ上の推しに自分の応援の気持ちを伝えられるということもありまうが、顔が認識できる距離だとレスポンスが返ってくる、ファンサービスを浴びることができる。これは買いますね。

その他うーたんがめちゃくちゃ細かったのに腹筋バキバキで最高のダンスを見せてくれたことやら、ほのぴの優しい笑顔、森戸知沙希のさらっさらな髪の毛、上國料の顔の完成度、みたいなそういう断片的な記憶はどうにか脳みそに残しています。

もちろん、降臨以外のステージも最高でした!

 

あと、思い出深いのは……このライブの直前、グループのうちの1つであるこぶしファクトリーが3月いっぱいでの解散を発表していました。こぶしは歌唱力がズバ抜けたグループで、旦那とも「単独ライブ行こう!」と話していたところだったので、にわかの我々でさえ悲しく。長く応援していたファンの方の心情は想像して余りあります。

解散発表後はじめてのステージとのことで、まずリーダーが謝罪。頭なんて下げなくていいよ~、と思ったのは私だけではないと思います。

そのあとラストシングル「青春の花」を披露してくれました。卒業する彼女らにふさわしい素晴らしい曲でした。日本で一番最初に生の「青春の花」を聞けたことが、うれしくてたまりません。

 

そして、ラスト3曲は熱すぎて熱すぎて。翌日以降筋肉痛を引きずるほど全力でノリました。

 

 

ライブは始まると終わる

 

ライブは始まると終わってしまうから嫌だったんですが、本当に一瞬で終わってしまいました。でもギュッと中身が詰まった最高の時間でした。

ここに書ききれなかったことも全部楽しくて、今から円盤出るのが楽しみです。特に降臨タイムなんかはステージを見ることができなかったので、家でゆっくり鑑賞したいですね。

初参戦の二人はというと、見事にテンションぶちあがっていました。やっぱり生のメンバーの可愛さにやられたらしいです。次回のライブも(チケットがご用意されれば)引き連れて参戦したいと思います。

 

それでは!

 

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