情熱を以て殴れ

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第一回「映像を見る会」報告書

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こんにちは。ちゃいこです。

この世界にはたくさんの映画がありますよね。毎週毎月毎年すごいスピードで新しい映画が生まれています。
映画フリークならともかく、私のような映画と縁薄い幼少期を送ってきた人間は、知らない映画が増えていくばかりです。

前回の記事にも書いたんですけど、映画って別に知らなくても生きていけるじゃないですか。特に困らないし。でも知ってた方が面白い、という話で。

ただ、いざ何か映画を観ようと思っても多すぎてどれ選んだらいいかわからないとか、いつも自分好みの似たような内容に偏ってしまうとか、そういう事象が発生してしまうわけです。

それなら、複数人で、各々映画を持ち寄って鑑賞したら良いのでは?

これを実現しました。

第一回「映像を見る会」開催です。記念すべき初回のメンバーは、私と旦那・ねこを、そしていつもお馴染み友人・花本です。※映画だけでなく、舞台の映像や番組など映像であればなんでもオッケーというルールになりました。

せっかく開催するからには、環境も整えていきたいですよね。まずお布団。お布団をリビングに敷き、ゴロゴロ観れるようにしました。それからご飯。食費500円を徴収の上、(ねこをが)トマト煮込みハンバーグを作りました。

環境が整ったら、次は作品選びです。こちらは、当日までに各々1本を厳選するスタイルにしました。これがなかなか難題でした。
いつも推してる作品もいいけど、やるなら相手が観たことなさそうな、そしてハマりそうな作品を選び出したい……そんな思いが交錯します。

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作品選出会議(深夜)

各人悩みながら選んだ、珠玉の作品たち。それをここで紹介したいと思います。

 

エントリーNo.1 Mr. & Mrs. スミス(2005年)/ちゃいこ

1本目は私の推薦作品です。候補がいっぱいあってなかなか絞れなかったのですが、他のメンバーの作品とのバランスや、良いスタートダッシュをきれそうな作品ということでこちらを選びました。

ブラピとアンジェリーナ・ジョリーがダブル主演を務めるアクション映画です。もう華やかですね。

恋愛結婚したものの最近なんだかうまく行かない、そんな倦怠期を迎えた2人。実はお互い重大な隠し事があって、嘘をつかないといけない状況にフラストレーションが溜まっていました。そんなある日、ついにお互いの秘密が暴かれて……?!

と、そんな感じのあらすじです。アクションではありますがあまりグロテスクなシーンはなく、コメディテイストな作品となっています。

見どころは、アンジーの尻に敷かれるブラピとど派手な夫婦喧嘩です。

趣味に合わないインテリアを問答無用で導入されるも耐えるブラピ。後片付けを押し付けられるブラピ。晩ごはん美味しくなくてもちゃんとパクパク食べるブラピ。夫婦喧嘩で銃をぶっ放すブラピ。愛着が湧きます。

余談ですが、先日我が家も大喧嘩しました。あまりにも酷いので思いっきり張り手ブチ込んだんですが、酔っていたので記憶に無いそうです。Happy End。

この映画の撮影のあとブラピとアンジーは結婚したんだって〜!とニコニコしてたら知らぬ間に離婚してました。世知辛いですね。

movies.yahoo.co.jp

 

エントリーNo. 2 GOD OF STARS―食聖―(2019)/花本

宝塚歌劇団星組、トップ・紅ゆずるさんの退団公演です。実際に観劇してびっしゃびしゃに号泣してきたという花本の推薦です。
これに関してはやけに気合の入ったレジュメが送られてきました。ところどころ可愛いフォントを使っているのが小癪なレジュメでしたが、情報はみっちり詰められていました。

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一部掲載。全部で6ページもある。

が、読んでもいまいち理解できない。まず、あらすじの意味が分からないんですよね。

上海の総合料理チェーン“大金星(グランド・ゴールデン・スター)グループ”の総帥にして、三つ星天才料理人として世界にその名を馳せるホンは、ある時弟子のリーに裏切られ、これまで築き上げてきた全てを失ってしまう。シンガポールの下町へと流れついたホンを助けたのは、行方不明の父親に代わって、自ら食堂を切り盛りするアイリーンとその仲間たちだった。高慢なホンと気の強いアイリーンは反発しあいながらも、料理に情熱を燃やす者同士次第に心を通わせていき、力を合わせて店を大繁盛させるのだった。やがて、ホンとアイリーンは世界最高の料理人を決める“ゴッド・オブ・スターズ”へ参加する資格を得る。しかし、ホンの存在に気づいたリーの策略で、ホンとアイリーンは離ればなれになり、ホンは行方不明になってしまう。アイリーンはホンの名誉のためにコンテストへ出場することを決心する。果たしてアイリーンは、そしてホンは、星を取り戻すことが出来るのか…。
上海、マカオシンガポール等のゴージャスでスタイリッシュな現代のアジアを舞台に華やかに描き上げる、アジアン・クッキング・コメディー。

「アジアン・クッキング・コメディー」って何…?ちなみにポスターを見てもなんの映画なのか推測できません。

結論としては本当にあらすじに書いてあるとおりの内容で、とにかくアジアン・クッキング・コメディーでした。明るくパワフル!そして愛がいっぱい!!星組のメンバーの紅さん大好きな気持ちが画面越しに伝わってきます。

かっこいいところを挙げるとキリがないので割愛しますが、紅孩児姿の紅ゆずると礼真琴の顔面が大変に最高であったことを書き残しておきます。悲鳴が出ました。

それから、このBlu-rayで初めて「スターアングル」なるモードを拝見したのですが、これがスター(組のトップの人たち)のバストアップのみをずっと追うという恐ろしいモードで震えました。宝塚運営は確実にファンの命とお金を狙っています。

kageki.hankyu.co.jp

 

エントリーNo.3  ブリグズビー・ベア(2017)/ねこを

最後に、ねこをが選んだ作品です。私と花本は初めて名前を聞きました。あの映画マイスターLiLiCoがおすすめしていたB級ヒューマンドラマだそうです。

話は、青年・ジェームズが特撮アニメ「ブリグズビー・ベア」を鑑賞するシーンから始まります。毎週どこからか届くビデオテープ「ブリグズビー・ベア」が彼の生き甲斐でした。

そんなある日、家に警察が訪れます。そこで警察はジェームズが幽閉されていたこと、そして自由であることを伝えました。解放されたジェームズですが、外の世界には「ブリグズビー・ベア」が存在しないことを知ります。

この作品は、「ブリグズビー・ベア」の続編映画の制作を通してジェームズが社会復帰していく様子を描いた物語です。創作活動に携わる方はかなり刺さるのではないかと思います。私はかなり心にキました。

調べたところによると、この映画の監督・脚本・主演俳優は実際に中学生のころに出会っており、短編映画を制作していたそう。作中の制作シーンがきらきらしているのは、彼らの思い出が詰まっているからかもしれません。

唯一の欠点は、ブリグズビー・ベアの見た目が結構怖いので一見公式サイトが異様に見えることですね。

www.brigsbybear.jp

 

総評

いや〜〜トータルで7〜8時間かかりましたが、笑いあり感動ありの有意義な時間でした。やはり自分ではなかなか選ばないような作品を観れるのは面白いですね。

どれも甲乙つけがたく良い作品でしたが、個人的には「ブリグズビー・ベア」が大賞でした。コンパクトながら面白みが詰まっていて良かったです。

軽いノリで企画したものの、想像以上の満足感だったので2回目以降も是非開催していこうと思います。みなさまどんどんマネしてください。あと、「これみてほしい!」という映画があれば教えてください。

知り合いのみなさまにおかれましては、突然お声がけすることもあるかもしれませんので宜しくお願いいたします!

 

あっ、ちなみに、サムネはねこを撮影の適当な写真です。本編には関係ありません。

 

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