こんにちは、ちゃいこです。
都会のオアシス、見つけました。
無計画進行
これは式が終わったらまとめようと思っているのですが、春に控える私らの式は予算の都合上&私の趣味であちこちハンドメイドで準備しています。
式の間に上映する各種ムービーもそのうちの1つ。外注するとかなりお高いんですよね。(もちろんクオリティは外注したほうが遥かに上ですが。)
ほんで、いざオープニングムービー作ろう!って腕捲りしたときに…そこで初めて…""動画に使える素材が全然無い""ってことに気づきました。
本来は、ムービー自作するってことを決定する前に素材のことを考慮すべきなんです。前撮りで動画も撮ってもらおうとか。無計画人間なのでそのあたりのことには頭回っていませんでした。悲しいね。
動画納品期限まであまり猶予は残されていません。やるっきゃない。ロケーション撮影!
都内のキャンプ場を探せ
今更ドレス着てがっつり撮影するような気合は備わっていないので話し合った結果、「デイキャンプ*1の風景を撮影してそれっぽく編集する」という方向に決まりました。
そうと決まれば場所探しです。
都内のキャンプ場と言えば江東区の若洲海浜公園キャンプ場が有名なんですが、こちらは冬のオフシーズンにも関わらず予約がいっぱいだったので断念。『ゆるキャン△』の影響ですかね~。
そこからさらに調べ…ついに発見したのが『そなエリア』。
キャンプ場というよりは公園の一角にあるバーベキュー場で、そこでテントも張れるみたいです。場所はビックサイトのすぐそば、国際展示場駅より徒歩で行ける距離でした。
いいじゃん、よくわかんないけど…なんか防災施設?みたいなのも側にある?みたいだけど…テント張ってバーベキューできるんならなんでもいいよね?
というわけで行先は『そなエリア』(未知)に決定。
ちなみに今回撮影をお願いするのは先輩のでってゅうさん。この人、腹立たしいことにハチャメチャ写真が上手いのです。Twitterにたまに写真をアップしてらっしゃるので勝手に載せておきます。
※依頼時のやりとり。でってゅうさんの理解が早くて助かるの図。(ねこを=旦那です。)
手ぶらプランが本当に楽
そなエリアそなエリア言ってますが、よくよく見ると公園の名前は東京臨海広域防災公園でした。その公園内にあるのが防災体験施設「そなエリア東京」です。
で、今回予約したバーベキュー場は、その「そなエリア東京」が運営している「そなエリア東京BBQガーデン」となります。
呼び分けると煩雑になるので、ここでは全てひっくるめて「そなエリア」とします。いい加減"そなエリア"がゲシュタルト崩壊起こしてきますね。
到着するとかなり綺麗な公園でした。マップを撮りそこねてしまったのですが、公園の半分は国営で残り半分は都営だそうです。なんだか世知辛さを感じます。
バーベキュー場自体は思っていたよりこぢんまりとしていたものの、テントを張れるだけあってグループごとの区画はそれぞれゆったりしていました。
こちらのバーベキュー場は通常通り食材を持ち込むことも可能ですが、「手ぶらプラン」だと何にも持って行かなくて良いので楽ちんです。
〈手ぶらプランの最高ポイント〉
・食材は予約時に注文し、現地で受け取ることができる。
・アルコール含むドリンクが、1人1本ついてくる。
・すでに火が起こされた状態の炭が出てくる。
・テーブル、椅子等の機材もついてくる。
・炭の後始末もスタッフさんにお任せ。
自分らでバーベキューセット持っていくと嵩張るし洗うのめちゃくちゃ面倒だし肉の管理に気を使うし…なので大変助かります。
で、上記内容で、(食材の内容によって前後しますが)大人一人3000~4000円程度。最高じゃん!
ちなみにタープの貸し出し(有料)もございます。冬は北風を防ぐことができるドーム型のタープもレンタルしているそうです。
あと、トイレが施設内にあるので綺麗なのもかなりポイント高し!アウトドア系だとたまにトイレ汚くてテンション下がっちゃうことありますよね…。
注意点は、事前予約が必要なところと、あと持ち込み物に制限があるところくらいです。バーナーやコンロ等の火器は持ち込めません。ガチのアウトドア!というよりは気軽に楽しむようなイメージです。
なお、自前のテント(二人用サイズ)、カメラの三脚等の機材は持ち込みオッケーでした。
当初こうやってブログに書くことを想定していなかったので、全然参考になるような写真をね……撮っていないんですよね。全部人を撮ってしまっており…。
代わりに桜の写真を貼ってお茶を濁しておきます。バーベキュー場の周りに河津桜が植えてあり、ちょうど満開でした。ソメイヨシノっぽいのも植わっていたので、もう少ししたらそちらも咲き始めそうですね。
会場の雰囲気はホームページをご参照ください。ごめん!
施設内探検
一通りバーベキューを終え、せっかくなので施設の中も散策してみました。すると、こんな場所が!
巨災対だ~~!!!!
実はここ、映画『シン・ゴジラ』のロケ地なんです。
そもそも東京臨海広域防災公園というのは、大きな災害が発生した際の対策の拠点として整備された公園なんだそうで。その中で普段は防災体験施設として一般公開されているそなエリアは、災害時には緊急災害現地対策本部として活用されることになっています。写真はそのオペレーションルームになります。
つまり、『シン・ゴジラ』では本物の災害対策本部・オペレーションルームにて撮影を行っていたのでした。
流石に中に入ることはできませんが、ガラス越しの風景でもかなりテンションがあがりました。過去には見学ツアーも行ったみたいですね。
さて、それからさらに見て回ると、防災体験「東京直下72h TOUR」なるものを発見しました。
首都直下地震の発生から避難までを体験しつつ、防災知識も身につくというコーナーだそうです。予約なしでも体験可能ということで、なかなか無い機会ですし挑戦してみることに。
まず、体験者にはタブレットが配られます。このタブレットで防災に関するクイズに答えたり、ARで映像を見たりします。
ここでは「駅ビルのエレベーター内で地震が発生し、ビルから脱出して避難場所まで避難する」というストーリーで動いていきます。
エレベーターに乗って少しすると振動(あくまで体験なので小さめです)と共に電気が消えました。そこからビル内の従業員通路を抜け、ビルの外に出ます。
ビルの外は電柱が倒れ、建物が倒壊し、停電している…と地震後の街が再現されていました。結構クオリティ高かったです。
数問のクイズに答えたのち、避難場所へ向かいます。
避難場所コーナーでは、避難時に必要な道具・あると便利な道具、より安全に過ごすためのアイディアが紹介されていました。
写真はないのですが、避難所でパーソナルスペースを守るために使う段ボールの敷居は本当に素晴らしい発明ですよね…。あるとなしではストレスの具合がかなり変わってきそうです。
最後にクイズの採点を行い、クリア!100点満点中80点、及第点とのことでした。
軽い気持ちで体験しましたが、「これ準備しといたほうがいいな」「こんな方法あるのか」と結構勉強になりましたね。もともと簡単には災害時の準備をしているので、今回の学びを生かしてアップデートしておこうと思います。
中学校ぶりに社会科見学のような気分を味わいました!
そういえば撮影しなきゃ
寄り道しすぎて本題が分からなくなっていますが、我々は今回ロケーション撮影のためにこの公園にやってきています。そう、写真を撮らねば…!
何かそれっぽい写真を撮れそうなところ…ということで屋上庭園に出てみると、これがびっくりするくらい景色がいい!ビル群やら海やら、遠くまで見渡すことができます。
こりゃいいわ~!としばらく撮影してもらう中で、気づいたことが。全然人が来ないんです。
この日は三連休の中日だったのですが、コロナウイルスの影響なのかどうなのか、公園自体かなり空いている状況でした。その中でも屋上庭園はほとんど人が来ず。2時間弱くらい撮影して、2組きたかどうかくらいだったと思います。
おかげでかなりしっかり撮影することができました。写真だけではなく動画も。花壇なんかもありましたし、後ろにゆりかもめも見えたし…ここがいつもこんな感じだとしたら、完全に穴場スポットな気がします。
公園もひろびろ
そこから再度施設の外に出まして、公園での撮影を行いました。ここもまた「いいの!?」というくらい人が少ない!
私たちのほかにはスケボーや大縄で遊んでいる子らがいて、そりゃあこれだけ広くて人少なかったら伸び伸び遊べますよね。都内でこれだけ解放感ある公園もなかなかレアなのではないでしょうか。
公園があまりにも広々としているので、でってゅうさんには走っている動画・写真をたくさん撮られました。こちとら運動不足なんです。短距離走複数本走るなんて久しぶりすぎて、後半息も絶え絶えでした。
そういえば、公園がこれだけ空いていたのは時間帯もあったのかもしれないですね。バーベキュー食べてた昼頃は、陸上競技の方々やボール遊びする子供の集団を見たような気がするので。開園時間は6:00~20:00だそうで、このとき17:00ごろです。(屋上庭園は15:00ごろでした。)
20:00まで開いているのであれば夜景が綺麗だろうな…。この公園からはビッグサイトと国際展示場が見えるのですが、その上をちょうど飛行機が飛んでいくんですよ。そしてビッグサイトの上が旋回するスポットになっています。そういう写真を撮るのも楽しそうです。
早く動画作らなきゃ
最高の天気と公園に恵まれて、とってもいい写真を撮っていただくことができました。お見せできないのが残念です。リアルの友人のみなさまは式で上映するから楽しみにしてね。
でってゅうさんはプロ意識が高いので翌日にはデータを届けてくださいました。本当に本当にありがとうございます。ただ数日経った今もまだ動画編集終わっていません。がんばります!!!!
そなエリア、マジでいいところだったので、東京の喧騒に疲れたけど遠出する元気のない方はぜひ訪れてみて下さい。では!
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*1:宿泊せずに昼間だけ楽しむキャンプのこと